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鹿島アントラーズの大躍進

 12月14日(水)大阪の吹田でクラブワールドカップ準決勝が行われた。

鹿島アントラーズVSアトレティコナシナオル

 Jのチーム決勝進出という初快挙を目指し一方、アトレティコの方は27年ぶりにコパ・リベルタドーレスを優勝し勢いに乗つたまま欧州王者レアルとの対戦を見据えていた。

 この一戦では、FIFAが公式戦で初めてとなるビデオ判定機能を導入して行う一戦として歴史的一戦となった。

鹿島は白のユニをまとい、アトレティコは先日、コロンビアの飛行機事故で犠牲になったシャコペエンセを弔うために黒のユニで試合を迎えた。

スタジアムの応援席のいたるところにはシャコペエンセのマークが掲げられ、サッカー界全体の一体感が感じられた。

 

  前半序盤は鹿島が押していたが、アトレティコはゴール前を固めブロックしていた。前半30分、鹿島はアトレティコ陣地内でフリーキックを獲得。その際に、DF西がペナルティーエリアで倒された。その時は試合は続行されたが、ボールがピッチに出た瞬間、瞬間ビデオ判定をするとのことで、ピッチ外に設けられてるビデオを見て判定をし直すという歴史的な瞬間が訪れた。その結果、DF西が倒されたのはPKという判定が下された。歴史的な瞬間は土居の先制点を導いた。

 前半は1対0鹿島リードで折り返した。

後半、アトレティコは鹿島ペナルティエリア内でボルハに楔を当て、フィジカルを活かした攻撃で鹿島ゴールを脅かす。何度か、クロスバーに助けられ、またGK曽ヶ端のファインセーブもあり、無失点のまま後半終盤。

 鹿島は金崎を投入し、カウンター狙いの攻撃にシフトした。柴崎からのクロスを遠藤が合わせ、こぼれたところをヒールで待望の2点目をゲット。

 

 アトレティコは終盤での2点目で気が消失してしまったのか、パスも繋がらず、迫力が一切感じられなくなってしまった。

 

後半85分、FW金崎が裏に抜け出し、高精度のグランダーのクロスをゴール前に。

交代で入った、FW鈴木優馬が最初のワンプレーでゴールを奪い3対0。

鈴木優馬は試合前、「ゴールを決めたらロナウドのセレブレーションをしてやる。」と意気込みを語っており、有言実行という形になった。

 

 試合は3対0でタイムアップ。

鹿島はJ初の決勝進出を果たした。

試合後、鈴木優馬は「ロナウドの前でやらなきゃ意味ないと」話した。

 

決勝は、15日(木)に行われるもう一つの準決勝、レアルマドリードVSクラブアメリカの勝者と鹿島が対戦する。

決勝は18日(日)横浜国際スタジアムで行われる。f:id:tatu0103617104:20161215123847j:image